1980年代に入り、急激に円高が進んだ。
当時私は輸出の業務をしていたので、1ドル=200円が1ドル=180円になった。
さあ、急激な円高とテレビで、騒ぐ。
ただ、一般市民は、何が円高だかさっぱり分からない。
グラフを見れば、段々下がっている。右下がりである。
これがどうして円高なの?って一般市民の反応は実に素晴らしい。
しかし、一部インテリは、「否、これが円高なんだ」、と偉そうな口を叩く。
その結果、未だに円高のグラフは右下がり。
これで、子供たちに説明しろと言っても、無理な話。
簡単に言えば、表現の仕方と変えるべきだ。
100円=1ドルと表現をすればいい。
すなわち、1ドル=80円を100円=1,25ドルと表現すればいいのだ。
こうすれば、まさしく円高を実感できる。
なぜ、こんな簡単なことができないのか?
どうして他国のアメリカドルをベースに表現しようとするのか?
ビジネスマン、特にアメリカとの取引をしている人々には1ドル=80円の方が便利かもしれないが、
国民としては自国通貨をベースに表現すべきと考えている人が多いのではないかと思う。
それでは、1円=0.0125ドルと表現した方がいいと、言うかもしれないが、生活実感としては、100円=**ドルの方がいいと考える。
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